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いろんなジジイがいるものです。

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1: 真剣な匿名さん
昭和も終わりごろまで、河原から石を拾ってきて、それを道端で売って生計を立ててる人も普通にいたんだが、ああいう人たちって、どうやって災い除けをしていたんだろうな
実家の近くにも、一人で毎日石を並べて稼いだ金で建てた石御殿って言われる家があるけど、当人が生きているうちに話聞いておけば、何か興味深いエピソードが発掘できたかもしれない

2: 真剣な匿名さん
>>1
四国出身なのですが、身近に、その「石拾いビジネス」をやっていた人がいました。
すでに鬼籍に入られていますが、なかなか面白い話を聞けました。
彼は、高額で売ることのできる石を求めて、深山幽谷(といっても、四国の山は程度ものですがw)に分け入るのですが、石自身のみならず、その場所でも怪異に遭遇したとのこと。四国は東西に何本も断層が走っていて、それを境にして東西に帯をなしてことなった地質体が分布していて、いろいろな石が採れるのだそうです。花崗岩(御影石)、三波川の緑色岩、珪石(チャート)、火山岩、砂岩、泥岩、石灰岩、それに化石もたくさん見つかったとのこと。
「見る目があれば、金にはこまらんけんねぇ」というのが彼の主張。
「やまで、おかしなもんにつれていかれなんだら、だいじょうぶよ」

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1445320336/


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3: 真剣な匿名さん
石で生計をとるって石はなにに必要なの?御影石は墓石だっけ?大きな石?そんなのどう運んだの?

4: 真剣な匿名さん
>>3
「石拾いビジネス」のじいさん(故人)によると、珍しい石、形の良い石は、庭石として売れたり、石を愛でる愛石屋が高額で買い取ってくれるのだそうです。
墓石は、流通機構と石種が確立しているので、商売にはならないのだそうで。山奥から持って帰れるようなサイズの石を選ぶのだそうですが、大きなものはそり(この地方では、きんま、と呼んでいましたが)を木で作って引きずって何日もかけて運んだそうです。
ただ、持ってきて売れないと無駄になるのでそのようなことは、それほどなかったと。
重い道具も、それほど持って行かなかったそうです。長い金属の棒(バール) と石頭(せきとう)ハンマー、くさび、くらいで。
基本的に割らないんですね。
価値が下がるので。
足回りは、ゲートルを巻いて、地下足袋に自分で編んだわら草履を履いていました。そうすると、沢の濡れた石の上でもすべ選らないとか。わら草履は、すぐに腐ってダメになるので、数を編んで予備をもっていくこともあったそうです。現地での食料、資材調達が基本で。

5: 真剣な匿名さん
>>4
悪い石とか呪われる石とかなかったのか?ときいたこともあるのですが。
「石拾いビジネス」のじいさん曰く、「そのような石はある」と。ただし、手を出さないようにすること。手を出していたら、今のわしはおらんかったけん。ということでした。

どんな石が「悪い」のか?その場所には、普通に見られる石の種類があるらしいのですが、それらとはまったく異なって、一個だけぽつんと異質な石が転がっていることがあり、それには注意せよ。と、石じじいよりもさらに年配の先達から聞いたそうです。色は関係ない。表面の状態も関係ないが、なんか脂ぎっている石というのがあり、それも危ないとか。
どうあぶないのか?現象はさまざまだとか。

持って帰るときに山の中で行き倒れて死んでいる(通りがかりの猟師によって発見);
持って帰ると本人が不審死;
家族のものが不審死;
手や腕が腐る;
四六時中、石がしゃべりかけてきて本人発狂(これは順番が逆かも);
石を売却すると、もらったはずの代金がいつのまにか消失(家族の犯行か?);
購入した人も死亡;
石を拾ってきた人の家の前を通りがかった通行人が死亡;
など。

6: 真剣な匿名さん
>>5
なるほど勉強なります

7: 真剣な匿名さん
隕石なら持ち帰ってもいいのか?

8: 真剣な匿名さん
>>7
金になるぞ!(-.-)y-~

9: 真剣な匿名さん
石じじい(妖怪の名前みたいですが)の話です。

「叫ぶ石」

「叫ぶ石」というのを見たことがあると言っていました。
なにそれ?という感じですが、或る日、それほど山奥ではないところで、ありふれた砂岩をハンマーで叩いたら、その石が叫び声を上げたとのこと。
長く尾を引いた「ぎゃぁーーーーーーーぅ」というような。
最初は、石とハンマーが出す音かと思ったそうですが、叩くたびに、その衝撃音と合わさって叫び声が聞こえるので、怖くなったと。
ハンマーというのは、新調すると、すぐに強く硬い石を叩くと縁が欠けたりするので、まず柔らかい石(砂岩や泥岩)や枯れ木などを叩いて、「慣らす」のだそうです。
そのときに起きた怪事でした。
ちょん、ちょんとこづいたくらいでは叫ばない。思いっきり叩くと叫ぶ。男の声か女の声か区別できないような声だったとか。
その石はどうしたの?と訪ねると、そのまま置いてきたとのこと。
「そんな石、抱えてもってかえることができるか?」と。
その後、なにも祟りのようなものはなかったのか?とたずねたら。
「ああ、その後もなにも、叩いているときに鼻血が出始めて、とまらんでおおじょうしたわぃ」

10: 真剣な匿名さん
こういう話って結構あるんだね
もっと色々聞いてみたいわぁ
でも山怖スレとかぶってるのかしら?

11: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「美人石」

彼が住んでいた村には真言宗のお寺がありました(さすが四国ですね)。
その寺の裏山(寺所有の山林)に、石切場があり、そこから砂岩がとれたそうです。
あまり硬くなく質が良いとは言えないものでしたが、加工が容易ですぐに手に入ったので、その寺をはじめとして、村落の石垣などを築くときに、利用したそうです。
墓石にも使われましたが、年月がたつとぼろぼろになって、ほった文字が読めなくなるようなしろものでした。

じじいは、その石切場での石の切り出しと加工も請けおっていました。
生前、彼の小屋で、ぼろぼろにさびた鉄製の大きなはさみのようなものを見せてくれたことがあります。これで、石を挟んで運ぶんや、と言ってました。

石垣用の石を割っていたときに、その砂岩のなかから、女性の顔が出てきたそうです。
たまに、化石がみつかることがある地方でしたが、その石切場からは、それまで化石など発見されたことはなく、それにもまして、それがリアルな女性の三次元の顔(マスク)だったので、たいそうたまげたとのこと。
それは、けっこう美人で、眼をつむっていたそうです。もちろん眼を開くようなこともなく。
石に割れ目があって、それにそってくさびを打ち込んだら、ぼろっとそこから二つに分離して、顔が出てきたと。
実際の人間の顔よりもちょっと小ぶりだったそうで、雌型(モールドともいいますが)もしっかりと残っていました。
雄型(凸)は、気色が悪いということで、お寺でお経を上げてもらって、池の土手に塚を作って埋めたとのこと。
雌型のほうは、じじいがこっそりと家にもってかえって置いておいたそうです。
漬け物石などに使ったそうですが、いつの間にか無くなっていた。

12: 真剣な匿名さん
良スレ上げ

13: 真剣な匿名さん
渓流釣りに行った時人工物としか思えないほど正確な球になってる石見つけたことあったんだけど
ポケットに入れてたら落としたのかどっかいってた

14: 真剣な匿名さん
>>13
石じじいの話です。

「運の悪い石」

山で球形の石を拾ったことがあったそうですが、とても「運の悪い」石で、もってくるのをあきらめたそうです。
その石は、まるで研いたように球形に近く,表面がなめらかで乳白色だったそうです。
硬いので瑪瑙ではないか?と思って「これは高く売れる!」と判断して、小さなウリほどのサイズのその石を持って帰ろうとしたそうです。
そこから、不運が始まったとのこと。
野外用に用意した弁当が腐っていた;
沢を下るときに何度も転ぶ、とにかく転ぶ;
転んだひょうしに、肋骨を痛めた(後で病院の診察で判明);
ズボンの軍用革ベルトがぶちっ、と切れた(ロープで代用した);
やたらとハチがやってくる(攻撃的);
天候がいってんにわかにかき曇って雷雨になる;
しきりに雷鳴がとどろいて、近くの樹木に落雷。
これは、この石を持って帰ってはよからぬことが起こる!と思って、捨ててきたそうです。どうやって?山道の目立つところに小石をくみ上げて、その上に置いてきたそうです。

その石は、後日、違う災厄をもたらします。

15: 真剣な匿名さん
石じじいには、ライバルと呼ばれる人物がいました。
近くの町に住んでいる割と金持ちの人間で、趣味で石を集めていました。
昔でも珍しい自動車を持っていて、機動力があったと。
(後に、じじいも、ものすごい中古車を買って、機動力を入手するのですが・・・)
彼が、山から帰って数日後、じじいのところにやってきてうれしそうに言いました。
「いやいや、山で良い石を見つけてな。丸い白石なんよ。これは珍しいわい。道ばたに祀ってあったんやけど、いつ誰がそうしたんな。前は無かったんだが。いやしかし、得したい。」

じじいは、それは自分が置いていった、アノおかしな石だ!と気がつきました。

じじいは答えて「しかし、そりゃ、祀ってあったんやけん持って帰ると祟りがあるかもしれんよ」
金持ち曰く「あ・る・かい、そんなもん。迷信、迷信じゃ。」
三日後、その金持ちの葬式があったのは言うまでもありません。
わたしは疑念をもって、じじいにたずねました。
「しかし、その石、目立つところに置いとったんは、じいちゃんやろ?ほかの人に害がないように、見つからんとこに捨てたらよかったやない?」
じじいは、にやりと笑って
「ほんでも、競争相手がおらんなったんよ。そのおかげで」
じじい!やったなっ!

16: 真剣な匿名さん
じじいが買った超中古車は、小さなボンネットトラックでした。白い。
子供の時に乗せてもらったことがあります。
助手席にも、荷台にも。さびてぼろぼろで、キャビンの床に大きな穴が開いていました。
道が砂利道だったので、はしると小石がとびはねて、どんどん床から車内に入ってきました。
いくら石を集めて売るのが仕事だからといって、こんな石が入ってくる車を買ってどうする?と子供心に当惑しました。
「じいちゃん、これなんぼしたん?」
「8,000円や!」

17: 真剣な匿名さん
これは良スレやな

18: 真剣な匿名さん
良スレ
子供の頃は石を拾うのが好きだったな
学校の帰り道で小石ばかりだけど
海や川の石は何故だか拾わなかった
石じいさんの話は味があるね

19: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「黒衣の僧侶」

彼は、石を求めて山奥に分け入りましたが、いろいろな者に遭遇したそうです。
その一つ。
ある日の夕方、じじいが沢を登りきって、集めた石の入っているリュックサックを背負って汗だくになって、尾根に出ました。
そこは、はげ山になっていて、丈の高い茅草が生えていたとのこと。
日もだいぶ傾いてきて、今夜は野宿だと考えていました。
用意はできています。
山の斜面を吹き上ってくる風に涼しさを感じながら、あたりの眺望を見渡していると、尾根づたいに、向こうから人がやってきます。
黒っぽい。
眼の良かったじじいは、そのやってくる人物が、やせた黒衣の僧侶だと気がつきました。
どんどんこちらにやってきます。
傘をかぶっていたので顔つきがわかりませんが、やせていたそうです。
「はて、このあたりには、修験者はいないし、あの坊さんはそんな山歩きの格好でもないが。いったい、どこから来てどこへいくのだろう?こんなところは地元の者でも通らんが」
と不思議に思いました。
僧侶は、どんどんこちらに向かってきて、もう一間ほどの距離になったときに、声をかけました。
「お坊様、お坊様、どこに行きならるん?」
(つづく)

20: 真剣な匿名さん
(つづき)

僧侶は、その問いかけにはまったく反応せず、歩く速度も変えずじじいの横を通り過ぎ(じじいが道をよけたのですが)、尾根伝いに歩きさり、木立の中に消えました。
「なんと、無言の行でもなさっとるかのう?これから里に下りられても暗ろうなるが。」と思ったそうです。
そのときに、おかしいな?とおもったのは、しょっていたリュックサックが、僧侶が近づくにつれて重くなり、真横を通り過ぎるときにとても重くなったとのこと。
彼が通り過ぎると、再び軽くなったそうです。
その後は、その僧侶に会うこともなく里に下りましたが、里で、そのような僧侶はこなかったと聞きました。
じじいは、その後も石取りを続けたのですが、その数年後、秋も深まった別の山で、その僧侶に出会ったそうです。
彼は、同じような衣装を着ていて、背格好も同じだったと。
見間違いではないか?とも言ったのですが、あのような場所で会う人物
を忘れはしない、とじじいは言い張っていました。
それから、また数年後に、同じ僧侶にあったそうです。別の山で。同じ格好で。
このときには、心の中で「南無大師遍照金剛」と唱えたそうです。

21: 真剣な匿名さん
四国だけにお大師さまか

22: 真剣な匿名さん
>>21
石じじいは、最初は、その僧侶を尊いひとだと思ったそうですが、
あとで、あの人物は人間ではない。
なにか、モノノケのような怪異ではないか?
と考えたそうです。
そのため、三度目に遭遇したときに、魔除けのために「南無大師遍照金剛」と唱えたのだそうです。
何もしてこない者であったが、それまで、それ以後に遭遇した怪異よりも、はるかに禍々しい雰囲気を醸し出していたと。

23: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「獣を喰らう石」
「殺生石」

というのがありますが、それに近い話があります。
じじいが遭遇した石怪異で極めつけは、「獣を喰らう石」だったそうです。

どういうものか?山奥を歩いていると、盛んに猿の鳴き声がしていました。
猿の群がいる山でした。
いつも聞き慣れている声ですが、その日の声は、なにか尋常でない。叫び声だったそうです。
森をかき分けていくと、猿の声が大きくなってきます。
すると、急に開けた広場のような場所に出ました。そこに猿の群がいたそうです。
これは、あぶないか?と思って、じじいは腰に下げた鉈に手をかけましたが、猿たちは、ある一カ所を見ていて、じじいには無関心でした。

その騒ぎの中心では、一匹の猿が大きな石の上で暴れていたそうです。

石の上で柔道の寝業をかけられたようにもがいていた。石から離れないのです。
じじいが、よくみると、猿の脚が石の中に埋もれています。
おどろいてじじいはその光景を凝視していました。

すると、石に細い裂け目ができて、ばかっと少し開いてさらに、猿の腰から胸にかけて飲み込んだのです。さらに悲鳴を上げる猿。周りの猿も叫ぶ。
耳をつんざくほどの喧噪だったそうです。
さらに、石は「口」を開いて、猿の胸から肩の部分を飲み込み、ついには全部を飲み込んで、石の口は閉じたそうです。
そのとき、猿の群は叫ぶのをやめて、じじいに気づいて、彼を威嚇しながら去っていったそうです。
その後、石の口は現れず微動だにしなかった。
じじいは近づいてその石を調べてみましたが、普通の石灰岩のような石だったとか。
ただ、表面はすべすべしていたとのこと。
触ろうかと思いましたが、あの猿のように噛みつかれて喰われたらどうしよう!と思ってやめたそうです。
じじい、危機一髪だったのかもしれません。石の周りに骨などが散らばることもなく、きれいになものだったそうです。

・このような鳥獣を喰らう石というのは、日本には昔から話があるようです。

24: 真剣な匿名さん
石で思い出した。山じゃなくて川での話だけど
自分が小さい頃、近所の川原で石を積んで遊んでいたそうな。
いくつか積む→隣にも同じように積む→その隣にも積むって。
付き添っていた父が「なんの遊び?」と聞くと、
何もいないはずの隣を指して「この子とオハマ(オタマ?よく聞き取れなかったらしい)をしてるの」と答えたそうな。
なぜかその瞬間、(今すぐ家に連れて帰らねば)と思い、
「おうち帰るよ!!」と私を抱え上げて連れ帰ったらしい。
家に着いてすぐ私は嘔吐、熱を出して寝込んだらしい…
川原では元気だったし、風邪とも思えなかったとか。
数日で熱は下がり、川原での事を私に尋ねてもサッパリ覚えていない様子で結局なんだったのか謎のまま。
先日もみじ狩りに行ったときに思い出した父が語ってくれました。
あらためて「あれ何だったの?」と聞かれましたが…
そんなことあったんだ、初耳。って感じです(父さんごめんね覚えてなくて)

25: 真剣な匿名さん
>>24
サイの河原の石積みかな?

26: 真剣な匿名さん
魚石と呼ばれるものがあるという
石の中に生きた魚が居る
その石の表面を丹念に磨いていくとやがて中の水が光に透けて泳ぐ魚が見える
魚石の中の魚は千年は生きる
その魚を見た者も長生きできるという

27: 真剣な匿名さん
>>26
魚石、ついに話が出ましたねw
奇妙な石と言えば定番ですね。
あと、ぺらぺらと薄くはげる石で、焼くと魚の臭いがして猫がやってくる、という石もあるそうですが。


石じじいの話です。

「虫住まう石」

魚が入っている石ではなく、「虫」が入っている石は拾ったことがあるそうです。
それは安山岩(溶岩)の気泡の中に晶出している瑪瑙だったのですが、光にすかして見ると、脚の長い虫(脚の数は正確にはわからず4本から5本あったとのこと)が入っていたそうです。
見ていても動かないのですが、時間をおいて光にすかしてみると向きや脚の位置、本数が変わっているのだそうです。
ちょっとの間、自分で持っていたそうですが、奇妙なことが起きたそうです。
夏でもないのに、いろいろな虫がその石に依ってきたそうです。
さすがに、カブトムシのような夏の虫は来なかったそうですが。
「これも、なにかいやな石だな」と思って、町の愛石家に譲ったそうです。
その後、その愛石家には、なにも不幸なことは起こらず、かえって、その人の事業が成功して、豪の者になったとのこと。
後に、その家は政治家を輩出しました。

じじい曰く「おしいことしたのう、もっとけばよかったかのう、しかしのう、石は売ってなんぼやけんのう、石売りが石にとらわれてもようないわいのう・・・」

28: 真剣な匿名さん
山も川も他人様のものだから
そこにある石や枝も持ってきちゃいけないとなら聞いたことある
オカルト的な話だと、
意味があってわざと置いてあるものだから動かしちゃいけないとかなんとか

29: 真剣な匿名さん
石じじいや私の育った山奥の村は、煮炊きをかまどと薪で行っていたので、山から川から、石や木材やらいろいろなものを得ていました。
別に気にもしていなかったし、特にそれに感謝することもなくw
気にしていたら山村の生活は成立しませんからね。


石じじいの話です。

「石仏」

昔の山村が山から得ていたものの一つに「水」があります。
普通は、水源池とよばれるため池が谷間にあって、そこから簡易水道を引いていました。
それに併せて(または、それがいきわたらないところは)自宅の裏庭のわき水を溜めて水道としたり、井戸を掘って水を得ていた。

じじいは、ある日、村の水源池の脇を通って山に石を探しに行こうとしました。
池をみると、青い水面(深いので)から、大きな石(岩)が顔を出しています。
はて?あそこは池の一番深いところで、水面の上に顔をだすような大きな岩はなかったはずじゃが・・・
池の水位は、梅雨時ということもあり、ほぼ満水で、両方の谷の斜面から石が崩れ落ちてきて池に入ったわけでもないようです。
これは、村の連中にゆうとかんといかんなぁ、と思って、山に入りました。
夕方、まあまあの石を得て、同じ道を下って池を通りかかると、その石がない。
あれ?のうなっとる。水のなかにもないが・・・崩れてしもうたんかのう。
気にしつつも、自宅に帰りました。

(つづく)

30: 真剣な匿名さん
(つづき)

数日して、また池に行くと、岩がある。
水面から1メートルほども飛び出ている。
村の人間に伝えて、一緒に訪れると、石はさらに高さを増して、3メートルほども水面上へそびえていたと。
しかも、その岩石の上部側面には、仏様のような姿が掘られていた、と。
しかし、仏様のようでもあり、なにか仁王のような、異形のもののような。

次の日、皆で池に行くと、当然ながら岩は消えていたと。
水面の下にも、岩があるようには見えなかったと。
皆から嘘つき、酔っ払い呼ばわりされたそうですが、仏像岩を目撃した他の村人たちは、みな、信頼されていた人たちだったので、村人たちは非常に当惑感が残ったそうです。

そのあと、その池のよこを通るときは、ドキドキものだったそうです。岩があったらどうしよう、と。
その水源池は、他の大規模ダムからの水を村に引いて水道を整備するということで使われなくなり、維持もされなくなって土砂にうまって沼となり、消滅しました。
村ではよく知られた池だったので子供の頃に訪れたことがあります。
まだ池があったとき台風で大水が出たときに、下流の川の河原に「石仏」の頭部が転がっていたことがあるそうです。
それは、かなり摩耗していましたが、
憤怒の表情であったため、祟りがあるのでは?
と発見者たちは恐れ、村の寺に持ち込みました。
先々代の住職は、
「こんなもん、持ち込まれてものぅ、どがいせぇちゅうんじゃ?」と言って渋りましたが、引き取ってくれたそうです。
いまでも、寺の境内にあるかもしれません。

31: 真剣な匿名さん
長野県諏訪市に
「万治の石仏」
という頭にくらべて身体がでかすぎる仏像がある
たぶん頭部だけがどこかから発掘されたか流されてきたんだろうな
で、そのへんの岩で身体をつくってくっつけたんじゃないかなと

32: 真剣な匿名さん
石爺は石を売ってちゃんと生計立てていたのか?【-_-;】
魚石はつげ義春の漫画で知ったのだ。
河原で拾った奇妙な形の石を売る商売をしようとした無能の人も
石爺は風流人だったのではあるまいか?

33: 真剣な匿名さん
>>32
石じじいは、石取りで生計を立てていましたが、家を持ち、田畑も少しはもっていたので食料などは自給していました。
完全なプロレタリアートではなかったのですねw
器用な人でした。石工もできるし木工もできる。
外科などの医療処置もできた。
子供の私に、立派な本棚や机を作ってくれたこともあります。安いお金で。
また軍隊にもいたので銃の使いにもなれ、また柔術や剣道も強かった。
戦前は、朝鮮に住んでいたそうで、朝鮮語も理解していたと思います。
いつも、ごつい自転車にのっていましたが、その後、日本のモータリゼーションに伴い自動二輪(原付ではない)から、例の8,000円自動車を使って、機動力を活かした石取りをしていました。
長期出張(w)で剣山に行ったときに、そこで宝を探している「阿呆」(じじい曰く)に出会ったそうです。

34: 真剣な匿名さん
>>33
石爺はスーパー万能爺やの。【-_-;】
我が県は根尾の菊花石や東濃の壺石が採れたんじゃ。
今は天然記念物になっとるがの。
自然の造形の驚異やの。石にこもる念の話ではないがの。

35: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「石を喰らう人」

石好きが昂じて、石を喰らう人がいるという話がありましたが、
じじいは、そのような人のひとりに会ったと。
硬い石を食べるので、前歯がすり減ってしまっていたそうです。
まあ、龍石というのが漢方薬にあるようですから、石を食べても害にはならないのでしょうね。
しかし、その根性には感心します。
食べることのできる石といえば、空から振ってくる「石麪」が有名ですね。
飢饉の時、神様があわれんで降らす白い石のようなモノで、食べると甘くて乳のような味がする。鳥翠台北巠の『北国奇談巡杖記』(文化4年)に出ています。
石じじいは、「食える石など見たことが無い!」といっておりました。

36: 真剣な匿名さん
>>35
食える石・・・・岩塩じゃダメ?

37: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「光る斜面」

じじいは、珍しい石を探して、四国各地を巡りましたが、石を探すために国が出版した地質図幅なども参考にしていたそうです。
ある年の秋に、エクロジャイトという珍しい石を探しに、非常に深い山に分け入ったそうです。
石榴石が入っていてとてもきれいな石なので、愛石家のみならず学者も高値で買ってくれたそうです。
じじいは、りゅうきがんと呼んでいましたが。
山が深いのでテント(その当時は布製)を担いで泊まりがけで入ったそうです。
夜は、非常に明るい月夜だったそうですが(そのような時期を狙ったとのこと)、山で不思議な現象をみたそうです。
野営地からみる対岸の山の斜面が、ある範囲でもって光るのだそうです。
その光る斜面の部分が、徐々に移動していく。
大きく大規模なネオンサインのように。
それが繰り返すのだそうです。
テントは、雨が降ったときの増水の危険を避けて、ちょっと山の斜面の平らなところに張っていたので見通しは良かったそうです。
「なんの音もせんで、山肌が光るんよ。人が山狩りでもしよるんかとおもうたけど、あがいにはようは、人は山をうごけんけんね。」
じじいは、お目当ての石を集めて、もうけることができたそうです。
下山する際、石がごろごろしている河原に10頭ほどの猿の死体がころがっていたそうです。
流されてきたわけでもなく、毛もふさふさして乾いていて、死んですぐだったような状態だったということです。
どこにも傷はなかったので、毒でも喰ったのか?とも思ったそうです。

38: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「石の命令」

じじいの経験した気色悪い石のなかには、「文字の浮き出る石」があったとか。
正確には、「石の表面に文字が彫りつけられている石」です。

しかも、彫り込まれている文章の内容が、次々に変化するという。石に古代の文字が彫られているのは、「ペトログラフ」とか言われたりします。
(もっとも、その用語は不正確で、正しい学術用語では、ペトログリフだそうですが)
じじいの知り合い(深いつきあいは無い)が、青い「石板」を所有していたそうです。
出どころは言わなかったそうですが、どこかの寺社から不当に得た物ではないか?ということでした。
その石板には、奇妙なことに文章が浮き出るのだそうです。
しかも、それは時がたつと(ある条件になると)違った内容になっているとのこと。
その石は非常に硬く、人が彫って文章を書き換えることは不可能で、同じような板状の石を見つけてくることも難しい。
その文章は、石からの持ち主への指示だったそうです。
最初は、『神社に●●を供えよ』、『庭のどこどこに何々の樹を植えよ』とかのもの
つぎには、『△の部屋に置いてある家具は方向が悪いから移動させよ』とか、
持ち主も、最初は、おもしろがって(そして敬って)その指示に従っていたのだが、それもできなくなってきます。
なぜなら、石から(?)の要求がだんだんエスカレートしてきたからです。
『オマエの妻を離縁せよ』、『5万円を海に捨てよ』とか言い始めたそうです。

(つづく)

39: 真剣な匿名さん
(つづき)

これには従えないので、妻を離縁したように見せかけて、本家から出しておいたりしました。
すると、こんどは、『オマエの孫を殺せ』。
無視していると、何度も石の表面に同じような文句がまた浮き出るのだそうです。
それでも無視していると、いつのまにか石が高温を発して、その石を納めてある木箱を焦がし始めました。
お祓いしてもらってもダメ。
寺に納めても、おなじように高温を発するため危険だとして、突き返されてくる。
むやみに捨てると、なにか良くないことが起きるかもしれないと持ち主は考えたのです。
(すでに、悪いことは起きているのですが・・・)
それを処分する、という依頼がじじいにきました。
最初断りましたが、「払い」が良かったので引き受けたとのこと。

(つづく)

40: 真剣な匿名さん
(つづき)

捨てるのでなければ、破壊するのが良いだろうと考えました。
(もっとだめではないか?とも思われますが)
まず、その石版に、寺からもらってきたお札を貼りまくりました。
その上から、焼き物に使う粘土を塗り固めます。それを、焼き物の窯で焼きました。
日用品を焼いている平凡な窯で。
これで、「のろいの石板」入りの陶板のできあがりです。
これを山の中のため池の堤で、石炭に混ぜてさらに焼いて、熱々になったところで、金網にいれて、それをブンっと池に投げ入れたとのこと。
池にドボンと落ちた瞬間、その陶板は急冷され、ドッカーンと爆発して粉々になったと言うことです。
なかなか手の込んだ破壊方法ですが、どうしてそんな方法を?と尋ねると、
ある人から教えてももろうたんや、ということでした。
それ以後、その家の怪異は絶えました。

ナウシカの墓所のような石ですね。

41: 真剣な匿名さん
石じじいの話です。

「石を吐く少女」

じじいは、一人息子でした。
当時としては、一家族に子供が非常に多かったのですが、
じじいの家は例外でした。
それで貧乏だったのか、貧乏だから子供を多く持てなかったのか?
じじいが子供の頃といいますから、かなり昔。
村には、電気も,水道も、ガスもありません。
ラジオもなかったそうです。
村のなかの一軒の農家が山際にありました。それほど田畑を所有
しているわけではありませんでしたが、かなり裕福だったということです。
その家は、集落の他の家とあまり交流せず、親からも、あまり行くな、と子供じじいは言われていたそうです。
或る日、じじいは、山で遊んで、その家の裏山に下りてきました。
そこから、その家の奥座敷(北向きの部屋)の障子が開いているのが見えました。
そこには、じじいよりも二つ三つ年上の女の子が、寝間着を着て座っていたとのことです。
じじいに、気がついたその女の子は、手招きをしてきました。
親の言いつけを思い出して躊躇したのですが、じじいは、部屋の前に近づきました。

(つづく)

42: 真剣な匿名さん
(つづき)

女の子は、じじいに、どこから来たのか?と尋ねて、のどが渇いていないか?と問うて甘い飲み物を勧めてきました。
じじいは、それを美味しくいただいたそうです。
彼女が自分の事を説明するに、自分は、病弱で外に出られない。
こうして毎日、小さな裏庭と山を見ているのが,唯一の楽しみだ、と。
彼女は、やせていて顔色も悪かった(紙のように白かった)ので、さもありあん、とじじいは納得しました。
それから、たまに、彼女のところへ裏山からいくようになりました。
その家の人は、じじいが「通ってくる」ことを知っていたのかもしれません。
別の日、じじいが彼女と話をしていると、彼女はいきなり激しく咳き込みました。
近づいて懐抱しようとするじじいを手で制して彼女は、咳き込み続け、その後、げほっ!と大きく咳をすると、何か小さなものをはき出しました。
それは、小指の先ほどのもので、畳の上をころころと転がりました。

(つづく)

43: 真剣な匿名さん
(つづき)

じじいの方に転がってきたので、それをよく見てみると、それは、青い丸い石でした。
ものすごくきれいだったといいます。
落ち着いた少女は、ちょっとほほえみながらその石を拾い上げて懐紙にくるみ、座机の上に置いたそうです。
「こんなことがよくあるの。」
その後も、彼女は、話しているときに、よく咳き込みましたが、毎回必ず、なんらかの「石」を吐いたそうです。
吐く石の色は青、緑、赤とさまざまでした。
さらに、あるとき、「黄金」を吐いたそうです。鈍く輝く金色の小さな塊です。
そのような「黄金」を吐くことはよくあったと。
彼女は、じじいが話す、外の世界の話(村や町、野山の様子)に楽しそうに耳を傾けていました。
彼女は、当時では珍しい本をたくさん持っていて、それを読み聞かせてくれたそうです。
じじいは、兄弟姉妹がいなかったので、彼女を姉のように慕いました。
じじい、ガキのくせに「恋」しちゃったんですね。

(つづく)

44: 真剣な匿名さん
(つづき)

彼女は、「いつものようにw」吐いた、きれいな金色の石を、じじいにくれました。
親切にしてくれたから、これをあげる。
お金になるから、こまったら売ったらいいわ。と。
或る日、彼女が激しく咳き込んだときに、家の人がふすまを開けて部屋に急に入ってきました。
じじいは、部屋に上がり込んでいたので、ばつの悪いことこの上なし!
しかし、家の人は、じじいをとがめもせず、少女を懐抱した後、白米のにぎりめしを持ってきてくれて、じじいに食わせてくれたそうです。
そのことがあってから、なんとなく、じじいは、彼女のところに行きづらくなったということです。
まあ、子供ですからね。
彼女は、家から全くでなかったので、じじいが尋ねていかないと会うことはありませんでした。
そうして、半年ほど過ぎた時、じじいが尋常小学校にあがろうというときに、その彼女が死んだ、ということが親から聞かされました。
じじいは、喪失感と深い悲しみに襲われて山に走り込んで、泣きに泣いたそうです。
そのあと、彼女の家に行きましたが、座敷のは雨戸で閉ざされていて、そこの主がいなくなってしまったことを痛感しただけでした。

(つづく)

45: 真剣な匿名さん
(つづき)

「からだから石がでるとはのう・・・いろんな石がのう・・ふしぎなことよのう」
じじいは、遠くを見ながらつぶやくように,その話を締めくくりました。
「さあて、どらいぶはおわりじゃ。もうかえらんと、くろうならい。またのせちゃるけん。」
じじいは、8000円トラックの助手席のドアを勢いよく開けましたが、
ぐぎごっ!という音がしてドア全体が外れました。
ドアのない車に乗ったのは、そのときが初めてでした。

45: 真剣な匿名さん
石じじいの話
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