youkai_otoroshi

鬼太郎とかに登場しないと、知名度は低くなってしまいますよね。知名度の高い妖怪というのも、なんだかおかしな話ですが。

1: 真剣な匿名さん 16:29:07 ID:CW3
妖怪が好きなオッサンが一般的には有名でない妖怪を紹介するで
ちな「日本妖怪大全」「日本妖怪大鑑」からの抜粋やで
両方共水木しげる先生の著作や

5: 真剣な匿名さん 16:38:45 ID:CW3
名称:板鬼(いたおに)

とある若い侍二人が宿直の役をしてる時の話
剛気な田舎侍の二人は話しながら御役目をしてたんやけど、ふと東の台の棟の上を見ると一枚の板が突き出していたんや
怪しいなと思って見てたら、急にその板が七、八尺(2.1m~2.4m)ぐらいに伸びて飛び出してきた!
しかもこっちに向かってきとる 若い侍は「妖怪やんけ!」と刀を抜いて警戒しとった
やけどその板は「そっちにはいかないやで~」と言わんばかりにほっそい板の隙間から建物の中にスイーッと不法侵入
その部屋は若い侍達の同僚の5人の侍が寝とったんやけど、板が入って少ししたら悲鳴が聞こえてきたんや!
こらあかんと思った若い侍二人は扉を開けて部屋の中に入ったんやけど時既に時間切れ
5人の侍はぺっちゃんこに潰されて死んでた、悲劇やな
話を聞いた人々は「刀を持ってなかったからやんけ」と結論づけ、それ以来寝る時も刀をそばに置いて寝る様になったんやとさ
めでたしめでたし

引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1454484547/

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2: 真剣な匿名さん 16:29:44 ID:EZI
畑を返せーとか言うやつぐうこわ

6: 真剣な匿名さん 16:39:53 ID:CW3
>>2
田を返せーやったら泥田坊やな
そこそこ有名な妖怪やで
一般的にはひとつ目で指が三本の泥の塊みたいな姿で描かれとるな

8: 真剣な匿名さん 16:40:48 ID:eMM
おとろしとかおおくびとか怖い

9: 真剣な匿名さん 16:44:56 ID:tuj
おどろおどろってなんやっけ

12: 真剣な匿名さん 16:52:15 ID:CW3
>>9
おどろおどろはおとろしと同じ妖怪やで
呼び方が違うだけやった気がする
ついでやからおとろしも紹介しよか

10: 真剣な匿名さん 16:50:08 ID:CW3
名称:天子(てんじ)

こいつは八丈島の妖怪やで
「ゲゲゲの鬼太郎」にも出てきたから知っとる人も多いかもしれへんな
天子君は寂しがり屋さんで子供を攫ってきて六日間洞穴の中で遊んでたこともあるんや
基本的には悪い妖怪やなくて悪戯をするタイプやね
昔、山番の小屋で寝とった人の耳をひっぱったり足をつねったりしてたんや
流石に起きた番人が「この天子め!」って怒鳴ったら「ヒャッ、ヒャッ!」って笑い声が聞こえていなくなったんやて
その後に起きた大飢饉の時、また別の番人が寝とったら、なんや小屋の外で物音が聞こえたんや
見に行ってみると山芋やトコロ、山葡萄なんかが沢山置いてあったんやと
番人が「天子どの、ありがとうやで」って呟いたらまた「ヒャッ、ヒャッ!」って笑い声が聞こえた
天子君がくれた食料のお陰で大飢饉で苦しんでた多くの人が助かったらしいで
めでたしめでたし

13: 真剣な匿名さん 16:52:47 ID:Ho6
>>10
ええやつやん

11: 真剣な匿名さん 16:51:23 ID:uCY
妖怪チ●ポすき

18: 真剣な匿名さん 16:57:18 ID:CW3
>>11
妖怪ち●ぽを見た時の衝撃といったらなかったなぁ
ち●ぽからジェット噴射して空飛ぶんやもん

16: 真剣な匿名さん 16:56:01 ID:CW3
名称:おとろし

おとろしは神さまを守る妖怪とも言われてるやつやな
でっかい顔に長い髪の毛って見た目をしとるとも言われてるやで
神さまを守るってことで神社とかに居るらしいけど、住む人がいなくなった廃屋にもおるんや
基本的には上からドーンと落ちてきて驚かせるんやけど、神社に悪戯する悪いおんJ民を潰して殺すこともあるらしいで
人気のない神社や廃屋で背筋がゾクッと感じる時はおとろしが見てるんやと
気をつけないかんな

20: 真剣な匿名さん 16:58:11 ID:TMa
イマモすき

天草諸島下島で道行く人が怪異の話をすると、突然「いまも!」と叫んで驚かせる妖怪。
道行く人が話す怪異通りの姿で出現するので、本体がどんな姿なのかはわからない。
例えば、「昔このあたりには血だらけの足だけが出たそうだ」と話すと、
「いまも!」の叫び声とともに血だらけの足が坂道を転げ落ちてくることもある。

22: 真剣な匿名さん 16:59:25 ID:eMM
ぬりぼうとかびしゃがつくやれや

40: 真剣な匿名さん 17:13:17 ID:CW3
>>22
名称:塗坊(ぬりぼう)

「塗り壁」みたいな妖怪で、崖とかに急に現れて驚かせたり、通せんぼする妖怪やな
木の棒で払ったり石に腰掛けたり一服したりすると消える比較的無害な妖怪やね
ちなみに「塗り壁」が壁みたいな見た目なのは水木しげる先生が考えたもので、考えた当時に塗り壁の絵の資料がなかったから名前から壁にしたんやて
そのあとアメリカだかでみつかった塗り壁の絵があるんやけど、三つ目の獣みたいな姿やったんやて

23: 真剣な匿名さん 17:04:48 ID:CW3
名称:たたりもっけ

主に東北地方で伝わる妖怪やな
正確には妖怪やなくて死んだ赤ちゃんの魂の事を言うんや
赤ちゃんが死ぬとその口から魂が出て森のなかに入ってくんや
そんで梟に取り付くんやと
梟の「ホー、ホー」って鳴き声は赤ちゃんの泣き声らしいで
とある川端の小道を歩いてるとやけに躓いたり、変な気持ちになるって噂があったんや
しかも夜には人魂が見えるとも言われとった
そこで地域の青年団が道を掘り起こしてみるとなんと赤ちゃんの骨が出てきたんや
多分死んで供養もされずに埋められた赤ちゃんのたたりもっけが彷徨ってたんやな
それからその道は普通に使われるようになったんやと
めでたしめでたし

27: 真剣な匿名さん 17:07:11 ID:T4S
若い頃はよく妖怪になりたいと思っとったなぁ

29: 真剣な匿名さん 17:07:59 ID:7Nl
ワイは手の目が一番怖い

35: 真剣な匿名さん 17:11:22 ID:eMM
>>29
盲目で人を見つけ次第殺すんやっけ

46: 真剣な匿名さん 17:16:57 ID:mOj
全然壁やない
no title

71: 真剣な匿名さん 17:54:54 ID:CW3
日本人のほとんどは塗り壁っていったら>>46よりも水木先生の塗り壁を思い浮かべるやろうし

49: 真剣な匿名さん 17:24:34 ID:TMa
グルアガッハもすこ

スコットランド高地地方に棲む、性別のはっきりしない小人の妖精の一種。
ブラウニーのように腕も足も毛深い。農家などを訪れては家事や農作業を手伝ってくれる。
親切心が強過ぎるのか、ある農家を訪ねては毎夜決まった量の麦の脱穀を手伝っていたグルアガッハが、
約束の麦束が用意されていなかった夜に、倉庫の中のすべての麦を脱穀しようとして働き過ぎて死んでしまったという話がある。
服をプレゼントするとそれが別れの挨拶(あいさつ)だと勘違いし、泣きながら出て行く。

50: 真剣な匿名さん 17:25:16 ID:CW3
名称:ひょうとく

とある老夫婦のおじいさんが山に柴刈りにいった時の話や
おじいさんが山で穴を見つけたんやけど、危ないから柴で塞ごうとしたんや
やけどどういう訳かいっくらでも柴が入っていく
遂には三ヶ月もかかって貯めた柴が全部入ってしまったんや
すると穴の中から美女が現れて、「柴くれてサンガツ、お礼するから付いてくるやで」といっておじいさんを穴の中に連れて行ったんや
恐る恐る穴の中に入ってみると、それはそれは立派な御殿があって、おじいさんが入れた柴が御殿の横に積んである
おじいさんは御殿でさんざんごちそうになってお土産まで貰ったんや
そのお土産っていうのがひょうとくで見た目はブッサでヘソばっかり弄ってる子供やったんやて
渋々家に連れて帰ってもへそばっかり弄っとる
なんとなしにおじいさんが火箸でひょうとくのへそをつつくとなんとへそから金の小粒がこぼれ落ちたんや
それから三日に一回ぐらいは金の小粒を落として、おじいさんとおばあさんは大金持ちになったんや
やけどそのおばあさんってのが強欲で「もっと金が欲しいンゴ」と強くへそを突いてしまったんや
するとひょうとくは「グエー」って死んでしまったんや
おじいさんは大層悲しんだ、すると夢の中にその子供が現れて
「ワイと同じ顔の面をつくってかまどの柱にかければ家が繁盛するで」って言われたんや
おじいさんは急いで面をほって飾ったんやと
めでたしめでたし

55: 真剣な匿名さん 17:30:32 ID:T4S
>>50
ひょっとこの一説かな

56: 真剣な匿名さん 17:32:06 ID:CW3
>>55
ひょうとくが訛ってひょっとこになったとも言われてるな

58: 真剣な匿名さん 17:38:58 ID:CW3
名称:塵塚怪王(ちりづかかいおう)

これは漫画「ねこむすめ道草日記」にも登場するから名前を知ってる人もおるかもしれんな
塵が積もれば塵塚怪王になると言われてるんやで
とある農民が正月の買い出しに言った時の話や
帰り道、とまる山道に差し掛かった時「その食い物全部置いてけ!やないとお前も馬も食うで!」って声が聞こえた
農民は積んであった昆布を投げて逃げ出したが塵塚怪王は一口で食べて追いかけてきたんや
農民は次々に食べ物を投げては逃げるを繰り返したんやけど、全部食べられては追いかけてくる
とうとう食べ物も無くなってしまったんやけど、なんとか村境が見えたから急いで走る農民
もう大丈夫やろと振り返ってみるとなんとそこには追いついた塵塚怪王が馬の足に齧りついてたんや
村に逃げ込んだ農民は助かったんやけど馬は食われてしまったんやと

62: 真剣な匿名さん 17:48:20 ID:49w
昼寝中に飯作ってくれるのなんやったっけ

66: 真剣な匿名さん 17:50:10 ID:CW3
>>62
うまづらかな?
めっちゃ良い妖怪やで

70: 真剣な匿名さん 17:54:23 ID:49w
>>66
馬の顔の奴やったからそれや、サンガツ
習性は一言で言うたらオカンやね

63: 真剣な匿名さん 17:49:28 ID:CW3
名称:馬鹿(うましか)

これは創作妖怪の一種やな
「ばか」じゃなくて「うましか」って読むんや
「馬鹿力」や「馬鹿騒ぎ」という言葉に代表されるように「馬鹿」という言葉は「常軌を逸した」という意味もある
うましかはそういった状態にさせる妖怪やと言われとるな
ちなみに「馬鹿」の語源は「鹿をさして馬となす」という中国の一節らしいで

65: 真剣な匿名さん 17:49:51 ID:2V5
水木妖怪はどこまでホントでどこまで嘘かわからンゴ

68: 真剣な匿名さん 17:52:21 ID:CW3
>>65
そもそも妖怪はまだ科学が発達してない時代に説明できない事象を妖怪にしたものやからね
水木先生が創作した妖怪も多いやろなぁ

69: 真剣な匿名さん 17:53:33 ID:T4S
>>68
水木しげる版で姿が大きく変わっとるやつもあるしな

71: 真剣な匿名さん 17:54:54 ID:CW3
>>69
さっきも書いたけど塗り壁なんかはまさにそうやね

72: 真剣な匿名さん 17:58:59 ID:CW3
名称:カワエ口

河童の一種とも言われている水辺の妖怪やね
川の中に居る時は姿を決して見せないけど、時々猿に化けて陸上に上がったりもするんやて
踵が殆ど無い猿の足跡はカワエ口のものやって言われとるんや
頭の皿の中には毒が入っていて、水に流すと水がネバネバになるんや
そのネバネバローション川に落ちるとなかなか抜け出せなくなってしまうんや
その隙に尻を持っていかれてしまう恐ろしい妖怪やで

73: 真剣な匿名さん 18:07:58 ID:CW3
名称:赤頭(あかあたま)

昔、米俵を十二俵も担いでハシゴを登ることができる力持ちの男がおったんや
その男が観音堂で休んでるとどこからとも無く4~5歳ぐらいの男の子がやってきた
男の子は五寸釘を柱に刺しては抜き、刺しては抜きを繰り返して遊んどる
しかもそれを片手で、指一本でやってたんや
男は真似して五寸釘を柱に刺そうとしたんやけど両手で力いっぱいでやっと刺すことができたんや
やけど今度は釘を抜くことができない、男の子はいつの間にかいなくなっとった
この男の子が赤頭で、一種の超能力を使ったと言われてるんや
ちなみに当時の一俵は約30kgと言われとる
それを十二俵、360kgを担げる男も十分すごE

81: 真剣な匿名さん 01:37:04 ID:iEr
名称:岩魚坊主(いわなぼうず)

こいつは岐阜県の妖怪やね
昔この地方では山椒の汁を川に浸して魚をとる「毒もみ」っていう漁法があったんやで
あるとき二人の若者がこの「毒もみ」を行おうと川近くで昼飯を食っとったんや
そこに一人の坊主が現れた
坊主は「毒もみはヤバイからやめーや」って若者たちに言ってきたんや
若者達は面倒くさくなったから適当に答えて坊主を返そうとしたんやけどどうにも帰らない
そこで団子や汁、飯を坊主に食わせたら余程腹が減っていたのか坊主はもりもり食べたんや
満足したのか坊主はその場から立ち去った
若者達は顔を見合わせると一人が「あの坊主は山の神さまに違いない、ワイは毒もみやめるわ」と言ったんや
せやけどもう一人は「そんなわけないやろww俺は毒もみするわwww」と言ってとうとう「毒もみ」をしたんや
その結果、六尺(1.8m)のばかでっかいイワナがとれて、若者達は喜んで村に持ち帰った
そんでそのでかいイワナの腹を裂いてみると、なんと若者達が坊主にあげた団子や飯が出てきたんやて
かなC

102: 真剣な匿名さん 11:02:43 ID:Zp3
>>81
もろイワナの怪やんけ!

82: 真剣な匿名さん 01:38:19 ID:jh6
かわいそう
ちょっと前噴火した山におったのよね

83: 真剣な匿名さん 01:39:01 ID:iEr
>>82
妖怪も生きるのに必死やったんやな

84: 真剣な匿名さん 01:43:35 ID:iEr
名称:ぺろり太郎(ぺろりたろう)

こいつは人間が妖怪になったタイプやな
その昔ぺろり太郎と呼ばれた若者がおった
なんでかというと、なにせ食う飯の量が半端やない
一回で20人前もの飯を平然と食っとったんや
流石に親もこれはアカンとぺろり太郎を家から追い出した
困ったぺろり太郎は今度は道行く人に飯をせがんだ
せやけど恵んでもらった飯を幾ら食っても腹一杯にはならない
とうとうぺろり太郎は「人間食ったろ!」とかいうトンデモ理論に達してしまったんや
それ以来、人々は道でぺろり太郎を見かけると逃げ出すようになったんやとさ
怖いなぁ

85: 真剣な匿名さん 01:47:19 ID:hRw
やめなされやめなされ、むごい殺生はやめなされ

86: 真剣な匿名さん 01:50:36 ID:jh6
この解説は水木先生発かな?
名前はあかんべしとるからやと思ってたけど

88: 真剣な匿名さん 01:57:16 ID:iEr
>>86
一応最初にも書いたけど水木しげる先生の本
「日本妖怪大全」「日本妖怪大鑑」から抜粋しとるで
色々面白いからお勧めやで

89: 真剣な匿名さん 01:58:28 ID:jh6
>>88
そっかそっか
大艦ほしいわ

91: 真剣な匿名さん 02:00:02 ID:iEr
>>89
おもろいで
水木先生の考える現代妖怪とかも数少ないけどのっとるし
新ぬりかべとか新ぬらりひょんとか

93: 真剣な匿名さん 02:01:18 ID:jh6
>>91
なんじゃそらw

94: 真剣な匿名さん 02:03:58 ID:iEr
>>93
簡単に言うと新ぬりかべは冷蔵庫の妖怪やな
乱暴にドアの開け閉めをされた冷蔵庫が怒って壁みたいになってしまったんや
この新ぬりかべはドアが開けられないどころか子供を吸い込んでしまう恐ろしい妖怪やで
新ぬらりひょんはクーラーをつけると電気をとってしまってクーラーが効かないようにしてしまう恐ろしいやつやで
人を暑さでイライラさせるんや
水木先生のこういう発想は大好きです

96: 真剣な匿名さん 02:06:55 ID:jh6
>>94
ぬらりひょんである意味がわからんけど
より妖怪らしくなってよかったやん
冷蔵庫の妖怪とか胸熱

87: 真剣な匿名さん 01:56:14 ID:iEr
名称:どうもこうも

こいつは長野県に伝わる妖怪やで
「どうもこうもならない」の語源とも言われとるんや
その昔「どうも」と「こうも」って名前の二人の医者がいたんや
二人共名医として名高く、手術が上手やと評判だった
お互いをライバル視していた二人は「どっちの方が医者としての腕があるか勝負や!」となったんや
その勝負方法ってのが順番に互いの腕を切り落としてそれを繋ぐとかいう方法やった
せやけどそれでも勝負がつかない
そこで二人は今度は首を切り落としてそれを繋ぐという方法に変えたんや
これはえらいこっちゃとギャラリーが集まる中、首切り落とし&繋ぐ対決が始まった
しかしこの対決もお互いの腕が良すぎて瞬く間に繋いだもんやから勝負がつかへん
そんでもって二人はとうとう「代わりばんこに首落としても埒があかないから、同時に切り落として早く繋いだほうが勝ちや!」ってなった
二人は同時に首を切り落としたんや
ところが二人共首を切り落としたもんでもちろん繋ぐ人間がおらんもんで、二人はそのまま死んで妖怪になってしまったんや
当然やな
水木先生は一つの体に2つの首が生えた姿で描いとるやで

90: 真剣な匿名さん 01:59:41 ID:jh6
どうもこうもの姿はちゃんと首二つで伝わっとるで

92: 真剣な匿名さん 02:00:58 ID:iEr
>>90
今調べたらそうなんやね
サンガツ

95: 真剣な匿名さん 02:06:21 ID:OC2
妖怪百鬼たんってアプリのおかげで大体かわいくデフォルメされとる

97: 真剣な匿名さん 02:08:05 ID:jh6
>>95
アプリとか意外とマイナーな妖怪までつっこんでたりするな

98: 真剣な匿名さん 02:10:28 ID:iEr
>>95
名前は知っとるけどプレイしたことないな
面白いのかしら?

今日の最後は妖怪というか妖怪豆知識みたいなもんやね
火の玉や鬼火の類は日本全国で100種類以上伝わっとるけど、大きく分けて「陽火(ようか)」と「陰火(いんか)」に分けられるんや
「陽火」は熱くて火災を起こすタイプで、「陰火」は熱くはないけど不気味な燐光を放つタイプやね
「陰火」は妖怪が現れる前兆とも言われとるやって
見たら逃げなきゃ(使命感)

106: 真剣な匿名さん 22:25:50 ID:iEr
名称:遣ろか水(やろかみず)

大雨が降り続いた夜、川の上流から「やろうか、やろうか」という声が聞こえた
村の人々はそれは気味悪がってなにも答えずにおったんや
やけど何を思ったのか中の一人が「くれるならもらうやで~」と答えてしまったんや
そしたら川の流れが急に激しくなって、下流は海みたいになってしまったんやと
強がるのはあかんね

110: 真剣な匿名さん 04:38:19 ID:I0A
>>106
おんぶお化け系の妖怪もやろか水と遠い親戚にあたると言われとるけど
こっちは強気で応えてやれば良いこともあるらしいんやで。
背負ってやれば力持ちになったり、金持ちになったりするとか。

107: 真剣な匿名さん 22:29:51 ID:iEr
名称:首かじり(くびかじり)

これは餓鬼にも似た妖怪やな
生前、飢えた老人にご飯をあげなかったり、旅人にご飯をあげずに餓死させたりすると
その飢えて死んだ人がこの首かじりになったと言われてるんや
昔は土葬が基本やったから、首かじりは墓を掘り起こして生首をムシャムシャしたらしいで
めっちゃこわE

117: 真剣な匿名さん 00:12:26 ID:rYZ
名称:狂骨(きょうこつ)

京極夏彦の小説「狂骨の夢」のタイトルにもなった妖怪やな
妖怪というよりも怨念に近いものやで
井戸に落ちて死んだか、殺されて放られたかは定かではないけど、激しい恨みを持っている妖怪や
鳥山石燕は井戸の中の白骨と言っとるな
そもそも井戸は昔からあの世とこの世を繋ぐ場所とか出入り口とか言われていたんや
その場所で死んだ魂は成仏できずに彷徨い続け、井土の中の白骨に取り付いたんや
恐ろしい事やで

118: 真剣な匿名さん 00:20:24 ID:rYZ
名称:アカナー

アカナーは沖縄の妖怪やな
妖怪と言っても純真無垢で疑うことを知らないような心優しい妖怪やで
その昔、アカナーは猿の友達と屋敷に住んでいたんや
その屋敷には立派な桃の木があったんやが、欲張りな猿はその桃の実を全部自分のものにしたかった
せやからアカナーを騙して殺そうとしたんや
まず猿は「桃を売って金を稼ぐやで~」とアカナーに提案したんや
さらに「桃の売り比べをして、負けた方は殺されるやで~」とむちゃくちゃな約束も取り付けよった
しかも猿は親切なふりをして二人分の桃をとると、自分の籠には売れた桃を、アカナーの籠には青い桃とバレへんように上にちょっとだけ売れた桃を入れたんや
もちろんそんな桃が売れる訳もなく、勝負はアカナーの完敗やったんや
アカナーは泣きながら月に「友達に殺されてまう、お月様助けてクレメンス」ってお願いしたんや
流石にお月様もアカナーを可哀想に思って、天上へと導いてくださったんやと
めでたしめでたし

119: 真剣な匿名さん 00:28:02 ID:rYZ
名称:尻目(しりめ)

こいつは京都の妖怪やな
その昔、夜道を歩いていた侍に「ちょっと、ちょっと」と呼び止める男がおったんや
侍は「何者だ」と身構えると男は突然着物を脱いで尻を向けたんや
そこにはでっかい目玉がついていて、さらにピカーと光ったんや
さしもの侍も驚いて逃げ出したんやが、尻目はこれをするだけの妖怪やな
ある意味一番妖怪らしい妖怪といえるかもしれへんな

121: 真剣な匿名さん 05:17:27 ID:t9q
尻目ほんとすこ

125: 真剣な匿名さん 22:26:50 ID:rYZ
名称:シチ

こいつは沖縄の妖怪で「シチ」「シチマジムン」って呼ばれとるんや
夜に山道を歩いていると現れる妖怪で、見た目は黒い靄みたいな感じやな
シチは歩いている人を別の方向へ導いてしまって、導かれた人は一週間でも二週間でも迷ってしまうんやで
対処法としては男やったら履いてる褌を、女やったら着ている袴を脱いで振るえばええんやで
もしくは地面の草を掴んだまま、朝の鶏の声が聞こえるまでじっとしとればいいんや
今は褌履いてる人なんかおらんやろうからこっちが対処法としては現実的やな

126: 真剣な匿名さん 22:27:21 ID:Xcb
妖怪って驚かすとかより好き勝手生きてる連中のが多いんやっけ

127: 真剣な匿名さん 22:28:12 ID:rYZ
>>126
人に害をなすやつもおるけど基本的にはそこにいるとかそこに在るってやつは多いな
分類的には精霊に近いやつも多いやで

128: 真剣な匿名さん 22:33:06 ID:rYZ
名称:鬼髪(きはつ)

髪の毛というものは昔っから女性の象徴的なもので、霊的な力もあると言われとるな
この髪の毛につく妖怪、または髪の毛そのものの妖怪が鬼髪や
切っても切っても伸びてくる、伸びてくるだけじゃなくて切った髪の毛が悪さをするとかはこいつやな
一説やと綺麗な髪をもつ隣の家の女房に嫉妬した女が、その女房に嫌がらせをした
そのうちのその女房が苦悶のうちに死んだんや
そしたらいじめてた女は鬼髪に取り憑かれてしまったという話もあるんや
まあ髪の毛のないおんJ民には縁のない妖怪やな

115: 真剣な匿名さん 09:32:32 ID:5Ec
良スレやでこれは

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