アライグマは食べ物を洗う仕草をしますね。
でも、実はあれ、洗っているわけではないようです。

アライグマは元々は水辺に住む動物で、そこで水生生物(特にザリガニを好む)等を捕らえて食べるのですが、その際には目ではなく、前脚に神経を集中させるといいます。その時に、捕まえた獲物を抑えたり引き上げたりしている様子が、まるでこれから食べる物を洗っているかのように見えるということから、こういう名前が付けられました(英名のracoonも同じ)。水辺以外で食料を調達したアライグマが、わざわざ水のある所にいってその仕草をしたり、または水を使わずに擦ったりしているのも、そういった本来の習性から、手で感じてしっかりと確認しているというのがどうやら真相のようです。
(しかしこれ、未だはっきりとはしていないらしく、諸説あるようですのであくまで有力な説ということで)

ともあれ、多くのアライグマが洗う仕草をすることには変わりがなく、その特徴的な様子はとても印象に残ります。
食べ物はなんでも擦るし、近くに水があったら浸けようとします。これはもはや、DNAに刻まれた癖みたいなもので、そうしないときっと気が済まないのでしょう。

で、このアライグマさんが手に入れた食糧がこちら。
綿菓子を手に入れたアライグマ

うーん、それは綿菓子。水に浸けたら一瞬で溶けちゃいそうだけど……。

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それでは、困惑のラクーンをご覧いただきましょう。

youtube

アライグマ「?」「?」「?」
綿菓子が無くなって困惑するアライグマ

失くなった時のリアクションが秀逸。
手品をくらったみたいになっちゃった、アライグマ動画なのでした。


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