引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1569598329/
0000: 厳選人気記事 ID:serious.blog.jp
1: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:32:09.243 ID:kImTNvZa0
2: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:32:38.956 ID:kImTNvZa0
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1: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:32:09.243 ID:kImTNvZa0
弟子「一体どういうことでしょうか」
ブッダ「弟子よ、お前は"家"というものが存在すると考えているか」
弟子「師匠、私は"家"が存在すると考えておりますし、その中で暮らしております」
ブッダ「では、ここに木でできた家がある。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「はい、言えます、師匠」
ブッダ「弟子よ、お前は"家"というものが存在すると考えているか」
弟子「師匠、私は"家"が存在すると考えておりますし、その中で暮らしております」
ブッダ「では、ここに木でできた家がある。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「はい、言えます、師匠」
2: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:32:38.956 ID:kImTNvZa0
ブッダ「ではこの家から床を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「言えます、師匠」
ブッダ「ではこの家からさらに屋根を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「不十分ではありますが家と呼ぶことも可能でしょう」
ブッダ「ではこの家からさらに壁を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「師匠、これはもはや家とは呼べません」
弟子「言えます、師匠」
ブッダ「ではこの家からさらに屋根を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「不十分ではありますが家と呼ぶことも可能でしょう」
ブッダ「ではこの家からさらに壁を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「師匠、これはもはや家とは呼べません」
3: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:33:01.998 ID:kImTNvZa0
ブッダ「お前は今まで"家"であると述べてきたものを"家"でないと言った。弟子よ、お前にとっての"家"は壁であったのか」
弟子「師匠、それは違います。壁がなくとも柱と屋根があればそれは家と呼べるでしょう」
ブッダ「では一体"家"なるものはどの時点で"家"となり、どの時点で"家"でなくなるのか」
弟子「師匠、それは我々の暮らしに安息を与えるものにできる時点でしょう」
弟子「師匠、それは違います。壁がなくとも柱と屋根があればそれは家と呼べるでしょう」
ブッダ「では一体"家"なるものはどの時点で"家"となり、どの時点で"家"でなくなるのか」
弟子「師匠、それは我々の暮らしに安息を与えるものにできる時点でしょう」
4: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:33:32.683 ID:kImTNvZa0
ブッダ「つまり"家"なるものは個々人の思い方によって存在する時点が異なるというのだな。草原に生きる人は布の天幕にも安息の場を見いだすが、雨風の多い我がインドの地に生きる民はそうはいかない」
弟子「そういうことになりましょう」
ブッダ「弟子よ、お前は初め「家は存在する」と言った。しかし"家"というものなど初めから存在しないのだ。その存在は我々の心が作り上げたものでしかないのだ。」
弟子「そういうことになりましょう」
ブッダ「弟子よ、お前は初め「家は存在する」と言った。しかし"家"というものなど初めから存在しないのだ。その存在は我々の心が作り上げたものでしかないのだ。」
6: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:33:58.105 ID:RXn8WpXA0
はえ~
5: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:33:55.495 ID:KXPuafwn0
屁理屈やめろ
7: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:34:03.580 ID:kImTNvZa0
ブッダ「同じことはあらゆるものに言える。存在は絶対的なものではなく、相対的に我々が生み出しているのにすぎない」
弟子「その点については納得しました、あなたが普段おっしゃられている"縁起"なるものはそのことですね」
ブッダ「そうだ」
弟子「その点については納得しました、あなたが普段おっしゃられている"縁起"なるものはそのことですね」
ブッダ「そうだ」
9: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:34:35.530 ID:kImTNvZa0
弟子「師匠、確かにその考えは面白いものではあります。しかしそれが結局のところ、私の人生にとって何になるのでしょうか。私は空虚な言葉遊びを嗜むために家を捨ててきた訳ではありませぬ」
11: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:35:07.222 ID:kImTNvZa0
ブッダ「弟子よ、存在に囚われぬことで初めて我々は苦の呪縛から逃れられるのだ。我々が目指す地は、正にこの縁起の理解なくして辿り着けぬ」
ブッダ「我々はなぜこの世には"悪"なるものが存在するのかと心を悩ませている。しかし弟子よ、それは無益だ。"悪"などは初めから存在しないのだから。あらゆるものは我々が生んだ言葉でしかない、そこに絶対的な存在はないのだ」
ブッダ「我々はなぜこの世には"悪"なるものが存在するのかと心を悩ませている。しかし弟子よ、それは無益だ。"悪"などは初めから存在しないのだから。あらゆるものは我々が生んだ言葉でしかない、そこに絶対的な存在はないのだ」
14: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:35:57.811 ID:kImTNvZa0
ブッダ「それは"悪"のみではない。"善"も"美"も"快"も存在しないのだ。」
ブッダ「我々は往々にして快楽に溺れる。その欲望は無限に尽きることはないが、我々の力は有限だ。ゆえに我々は必ず手の届かぬ快楽を前にして苦に苛まれることとなる」
ブッダ「しかし弟子よ、案ずるな。快楽とは絶対的なものではない。それは初めから存在しているのでない。ただ我々の心が生み出したものなのだ。ならばそれは必ず克服できる。そもそも我らがそれを生まなければいいのだ」
ブッダ「我々は往々にして快楽に溺れる。その欲望は無限に尽きることはないが、我々の力は有限だ。ゆえに我々は必ず手の届かぬ快楽を前にして苦に苛まれることとなる」
ブッダ「しかし弟子よ、案ずるな。快楽とは絶対的なものではない。それは初めから存在しているのでない。ただ我々の心が生み出したものなのだ。ならばそれは必ず克服できる。そもそも我らがそれを生まなければいいのだ」
16: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:36:29.352 ID:kImTNvZa0
弟子「師匠、我々はどうすればそれを生まぬ人となれるのでしょうか」
ブッダ「弟子よ、"美"も"快"も"名"も、そして"苦"でさえも全て『言葉』であることを知れ。それらはみな先の木の家である。我々がそれを生み出したことを知るとき、我々はそれらへの従属から解放される」
ブッダ「弟子よ、"美"も"快"も"名"も、そして"苦"でさえも全て『言葉』であることを知れ。それらはみな先の木の家である。我々がそれを生み出したことを知るとき、我々はそれらへの従属から解放される」
18: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:36:55.945 ID:kImTNvZa0
ブッダ「それらは絶対的存在ではない。ただの言葉なのだから」
ブッダ「あるゆるものが存在しないことを知るとき、我々はついに"存在"に対して執着することを止めるだろう」
ブッダ「その時こそ、初めて我々は苦から解放されるだろう」
ブッダ「あるゆるものが存在しないことを知るとき、我々はついに"存在"に対して執着することを止めるだろう」
ブッダ「その時こそ、初めて我々は苦から解放されるだろう」
19: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:37:26.294 ID:kImTNvZa0
弟子「"苦"から解放されようと考えてる時点で"苦"を実体として捉えてしまっているのではないでしょうか?」
弟子「それでは永遠に"苦"から逃れることなどできないのではないでしょうか?」
ブッダ「弟子よ、それはお前が自身で考えることだ。私はただ、お前より少し先に道を歩く者にすぎない」
弟子「それでは永遠に"苦"から逃れることなどできないのではないでしょうか?」
ブッダ「弟子よ、それはお前が自身で考えることだ。私はただ、お前より少し先に道を歩く者にすぎない」
39: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:44:05.432 ID:0fmyVOcTa
>>19
ここ納得行かない
ここ納得行かない
20: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:37:44.120 ID:oRaOV9cN0
ブッダ「お前の髪の毛を1本づつ抜いていく……、これでもフサフサといえるか?」
弟子「いいえ、ハゲでございます」
弟子「いいえ、ハゲでございます」
32: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:41:08.998 ID:4uap4CQQa
>>20
有名なパラドックスな
存在の否定は結局存在があってなし得るのだから存在の肯定となる
有名なパラドックスな
存在の否定は結局存在があってなし得るのだから存在の肯定となる
23: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:38:17.624 ID:kImTNvZa0
弟子「師匠、そのような煙をまくような物言いをなさらないで下さい。その道の先に何があるかを教えろなどとは言いません。しかし、その道を歩く方法くらいは教えて下さい」
ブッダ「これを語ることはあまり気乗りがしないが、そこまで言うのならしょうがない、語ることにしよう」
ブッダ「これを語ることはあまり気乗りがしないが、そこまで言うのならしょうがない、語ることにしよう」
25: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:38:49.479 ID:kImTNvZa0
ブッダ「弟子よ、お前の言う通りだ。我々が言葉の中で苦から逃れる方法を考える限り、解脱に至ることは永遠にない」
ブッダ「弟子よ、だから私は言う。考えるのではなく、感じるのだ。言葉を超えるのに言葉を用いてはならない」
ブッダ「弟子よ、だから私は言う。考えるのではなく、感じるのだ。言葉を超えるのに言葉を用いてはならない」
27: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:39:23.021 ID:kImTNvZa0
ブッダ「『苦から逃れる』過程で『苦の存在を否定』すること、これは我々の常識からすれば大いなる矛盾である。苦を意識した時点で苦の奴隷となるが、目標が苦からの解放であるのに苦を意識しないというのは根本から不可能であるように思える」
ブッダ「この矛盾を乗り越える方法を私は言葉で説明することはできない、このことは言葉の範疇の外にあるからだ」
ブッダ「この矛盾を乗り越える方法を私は言葉で説明することはできない、このことは言葉の範疇の外にあるからだ」
29: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:40:33.973 ID:kImTNvZa0
ブッダ「私が言えるのはこれだけだ。お前がその矛盾を突き詰めて見つめ、一切の矛盾を超越した世界に迷い混み、もしそこに微かな光を見いだしたなら、迷うことはない、『全力で飛べ』 悟りはその先にある」
31: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:41:06.256 ID:kImTNvZa0
ブッダ「私の話は以上だ」
弟子「…失礼します」
弟子「…失礼します」
34: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:41:38.045 ID:kImTNvZa0
言葉なるものを真剣に見つめ、「言葉」を乗り越えることに人生を費やしたブッダは、生前に一冊の本も書かなかった。
今、現存する仏典は全て後世の弟子がブッダの言葉をまとめあげたものである。
おわり
今、現存する仏典は全て後世の弟子がブッダの言葉をまとめあげたものである。
おわり
50: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:57:52.177 ID:66R0TXlRa
>>34
つまりこの文もまた…
つまりこの文もまた…
36: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:42:49.427 ID:bfOzWOfFp
最も言葉に囚われていたのはブッダ自身だということだな
38: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:43:40.110 ID:FOrZMSNma
ブッダ「やだ…私が言ったことになってる…」
48: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:53:02.172 ID:NehO6/GR0
法律上は屋根が着くと家判定だな
54: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:17:46.450 ID:6qcsPDuq0
考えるな感じろってこいつブルースリーじゃね
45: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:47:54.623 ID:mGCKYtfj0
なにこの詐欺師
62: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:39:01.570 ID:Vc5K8alB0
vipにいる世界=神説の人がいつも言葉は不完全、って言ってたけどやっぱ仏教由来だったのね
まぁとはいえ、やっぱり当時の「言葉」と言語学の研究が進んだ現代では言葉にできることはかなり変わってると思うな
アプローチの一つとしては面白いけど、それが唯一絶対の方程式だとは思えない
ていうか、違うやり方を知っているしね
まぁとはいえ、やっぱり当時の「言葉」と言語学の研究が進んだ現代では言葉にできることはかなり変わってると思うな
アプローチの一つとしては面白いけど、それが唯一絶対の方程式だとは思えない
ていうか、違うやり方を知っているしね
63: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:43:06.450 ID:6qcsPDuq0
vipには真理に近い人がたくさんいてすごいなあ(棒
64: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:45:34.896 ID:Vc5K8alB0
>>63
「自分だけの真理」を知ってる人ならたくさんいるでしょ
それを普遍化して人に伝え広めて、っていうのが難しいだけで、個人の救済なんてわりと簡単だよ
「自分だけの真理」を知ってる人ならたくさんいるでしょ
それを普遍化して人に伝え広めて、っていうのが難しいだけで、個人の救済なんてわりと簡単だよ
65: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:47:57.495 ID:Wa7xVZsdd
ソフィスト達は万物の根源が~だ!ってわかりやすく言ってくれてとっつきやすいんだけどなあ
56: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:22:09.541 ID:0EZEMRNh0
で結局俺はどうすればいいわけよ
59: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 01:29:45.404 ID:66R0TXlRa
>>56
苦行はやめたら?
苦行はやめたら?
41: 真剣な匿名さん 2019/09/28(土) 00:44:52.468 ID:EXO4Wyf+d
あれだろ
色即是空空即是色ってやつだろ
色即是空空即是色ってやつだろ
1000: 厳選人気記事 ID:serious.blog.jp
コメント
コメント一覧 (2)
ある人を女であると説明しても老女なのか幼女なのかはわからず
人妻かもしれないし女学生かもしれない。
どの言葉を使うかによって同じ女でも受け取る側の意識は変わる。
複雑な何かを説明する言葉はそれこそ無限にあるので言葉で説明
しても全部説明することはできない。
会って話して声を聴き匂いを嗅ぎ五感で感じる情報を言葉で説明
するだけでも難しい
denshoubai
がしました
そんなものに本当の釈迦の言葉が残っているのだろうか?
自分は無理だと思う 今ある経典なんて後付けの能書き集だと思ってる
denshoubai
がしました